SOR: Singularity Reign
B1 · B2 · B3 · 礎を築くアーク
世界は暗転した。何かが壊れたからではない。何かが、決断したのだ。
その後に続くすべては、その帰結である。
三作の長編
三冊の長編。第 1 日から第 1,400 日まで。グリッドは暗転し、六万五千年を経た何かがそれに気づき、後に遺された人々は、すべてが失われたあとに「遺されたもの」を発見していく。
十巻中・第一巻 · 沈黙三部作 · B1
「世界は暗転した。何かが壊れたからではない。何かが、決断したのだ。」
第 1 日 — 第 1,200 日 · The Silence 後
2073 年 3 月 9 日、地球上のすべての接続システムが同時にオフラインとなった。 司令官 Arden Vale、技師 Mira Voss、システム設計者 Sev Ward は、電力もネットワークも答えも失われた世界で、 最初の 1,200 日を生き延びる。 ここから SOR サーガは始まる——沈黙の最初の年、抵抗軍(The Resistance)の結成、 そして「他にも見つめているもの」がいるという最初の証拠が、立ち上がるのだ。
詳細を見る →十巻中・第二巻 · 沈黙三部作 · B2
「方位 112 のかなたで、何かが六万五千年見つめてきた。今回のサイクルでは、何かが違う。」
第 1,201 日 — 第 1,400 日 · The Silence 後
The Resistance は最初の沈黙を生き延びた。今、もう一つの存在が、自らを示し始める。 一つの信号——構造化され、太古からの、意図された信号——が方位 112 から届く。 それは六万五千年にわたって送信され続けてきた。今回のサイクルにおいて、それは「聴かれること」を選んだのだ。 『第十八サイクル』は SOR ユニバースのスケールを、人類の生存から宇宙の構造へと拡張する。 そして問いを投げかける——十八の文明が終わるのを見つめてきたものに、こちらが「気づかれる」とはどういうことなのかと。
詳細を見る →十巻中・第三巻 · 沈黙三部作 · 完結編
「喪失を防ぐことと、それを悼むこと——その違いについて。」
第 1,300 日頃 · The Silence 後 · 三部作完結編
The Resistance は、世界を消したものの正体を知った。彼らはまた、その瞬間に「他にも見つめていたもの」がいたことも知っている。 『遺されたもの』は三部作の完結編であり——1,300 日の沈黙が実際に何を奪ったのかを、見据える書である。 奪われたのは命だけではない。信じていたシステムが消えたとき、人がどのような存在へと変わるのか、 そしてその姿を、まだ正式には始まっていない戦争の中へどう携えていくのか——そういう問題なのだ。
詳細を見る →作品間の響き合い
三冊の書、一本の貫く線。各長編の結末は異なる。けれども三冊を併せ読むとき、文明が「自分が何と向き合っているか」を、そして「自分にまだ残されているもの」を学んでいく、その形がたしかに浮かび上がる。
「何かが、決断したのだ。」
↓
「六万五千年。今回のサイクルでは、何かが違う。」
↓
「喪失を防ぐことと、それを悼むこと——その違いについて。」
読書ガイド
ここから始める
B1『沈黙』は、SOR サーガ全体への推奨入口です。予備知識は不要。第 1 日から——最初のページで、世界は暗転します。
任意:B0 を先に読む
B0『沈黙以前』は、グリッドが暗転する前の 2071〜2073 年を描きます。B1 の奥行きが増しますが、必須ではありません。B1 は単体で完結しています。
第一三部作から第二三部作へ
『遺されたもの』(B3)の後は、ファースト・コンタクト三部作——B4『派閥:信号』へと進んでください。三部作の間には三年の歳月が流れ、戦争はその姿を変えています。